
信悟院連枝による帰敬式(おかみそり) 2004年10月9日 |
昨年十月、高田別院本堂御修復・別院会館再建落慶法要、引き続き報恩講。そして蓮如上人五百回御遠忌法要をお勤めできましたことは、皆様の尊いお力添えの賜と衷心より御礼申しあげます。
皆様と共にこれらの法要をお勤めいたしました意義は、聖人一流の再興のため生涯を尽くされた蓮如上人の志願に、私たち一人ひとりが立つことでありましょう。
近頃の報道を見ておりますと、悲惨な事件が毎日のように報道されています。蓮如上人は、人間中心の利己主義にしか生きられない私たちのあり方を、「末代無智の在家止住のともがら」という言葉でいいあてられました。自分さえよければという意識に立つかぎり、競争の中で成功したとしても最後は孤立になっていくだけです。幸せを追い求めて、いよいよ自ら行き場のない闇の世界を作り出しているのではないでしょうか。そういう私たちに、「仏法をあるじとし、世間を客人とせよ」と、今こそ真のよりどころを明らかにし、自分の思いをあるじとしての幸福追及から、仏法をあるじとした生活への転換を、呼びかけて下さっています。
いよいよ新しくなりました別院の中身が問われてまいりました今、上人の呼びかけに応えるべく別院運営委員会を再発足いたしました。教化、法要儀式、財務管理の各部会の他に、新たに組織機構部会を設け、この組織機構部会におきまして「別院の事業・業務を展開する体制づくり」「教区・諸教化事業との連携」「時代社会への真宗開示」を視点として検討を進めてまいりたいと存じます。その中から、地域社会に開かれた別院を目指すご縁作りなど、教化を具体的に企画実践してゆける態勢を整え、聞法の中心道場として本願念仏の教えを聞き伝えるはたらきを果たすべく、新たに歩み出す所存です。
今後共に皆様のご教示を賜りますようお願い申しあげます。
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| 荘厳された本堂 |
新調された打敷と仏花の荘厳 |
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| 門首ご親修による蓮如上人五百回御遠忌法要 |
お言葉を述べられるご門首 |
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