高田別院だより 2007年3月10日 第14号
本山報恩講と比叡山  参詣の旅に参加して
第六組 長楽寺門徒 丸山 リウ
御影堂御修復現場視察

 平成18年9月、高田別院様より標記のご案内をいただき、11月27日〜29日参加させていただきました。代々、真宗大谷派の門徒でありましたし、三年前に夫を見送っていることもありまして、御本山へお詣りすることを念願しておりました。この度参詣出来ましたことをこの上なく嬉しく有難いことと思っております。今回はご本山参詣・比叡山延暦寺参詣のみならず、彦根城拝観、大谷大学博物館、鈴木大拙(すずきだいせつ)師記念展の見学、大谷祖廟参詣と盛沢山で、大変意義深い旅でありました。

 11月27日、6時半高田別院発。北陸道をひた走り、彦根市到着、国宝彦根城を見学、たまたま築城四百年祭開催中ですばらしい展示品に魅了され、燃えるような紅葉の中の天守閣、壮大な庭園に感激、初日から時の経つのを忘れ、乗り遅れそうになりながら、宿に入りました。

 11月28日、8時半出発、ご本山報恩講参詣、御満座(ごまんざ)、結願(けちがん)の日でありますので、この日にしかお詣り出来ない「坂東曲(ばんどうぶし)」を拝聴させていただきました。浅学な私には内容についてわかりませんが、何とも形容しがたい有難い法悦に浸ることが出来ました。

 その後、広大な御影堂の修復現場を見学、午後には大谷祖廟へ参詣、順番待をしておりましたところ、何と、祖廟へ結願御満座のご報告をすまされ、お帰りになる大谷門首にお会いできました。その鶴のような気高いお姿に驚きと畏敬の念にかられ、思わず合掌してお見送りいたしました。

 大谷祖廟に納骨なさる方々に伍して参詣、そののち大谷大学博物館における鈴木大拙師記念展見学。その大いなる足跡に感動、紅葉の降りしきる中、京都を後に雄琴温泉へ宿入り。

 11月29日、9時出発、いよいよ比叡山延暦寺参詣。聞きしにまさる壮大な大伽藍が広い広い一山に散在し、とても2〜3時間位では、ほんの一部を拝んで来たという感じでした。

 3日間、天候にも恵まれ、別院の藤原様を始め、関係の皆様方、同行の皆様方に支えられ、元気に帰宅、お内仏によい報告が出来ました。今後もこのような御企画がありましたら参加させていただきたいと思います。また御影堂完成の折には元気で生きておりましたら是非参詣したいと念願しております。
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