このたび、はからずも推進員養成講座のお誘いをいただき、昨年三月からの前期教習と本年六月十九日から二十一日までの後期教習に参加させていただき大変うれしく思っています。平素は、できるだけ毎朝お内仏への礼拝を欠かさないよう努めておりますが、亡き両親のありし日の姿に自分を重ねあわせながら、いかに生きていけばよいのか苦悩する日々を問いかけている自分です。これを機会に真宗の教えを少しでも理解しようとする心が深まればいいかなと、そんな気持ちを持って出席させていただきました。上山した日は、あいにくの雨でしたが、同朋会館では妙に、平常心でさわやかに三日間をすごせたと思っています。朝の勤行に阿弥陀堂と御影堂への往復は仲々大変で、膝の痛い私にとって三日間勤まるのかどうか心配でありました。が、緊張のためか特に支障なくすごせたことは上山したことでの気持の高ぶりだったのかもしれません。三日間の日程の中でぎっしりのスケジュールの一つ一つが身の引きしまる思いでした。また他県からの参加者との夕時の勤行や調声、感話などをとおして、日々の生活の中で真宗の教えといかに向きあっているのかを感じさせられたことも大きな収穫であったと思います。
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| 御修復成った御影堂と報恩講 |
三日目に帰敬式がありました。私達三十九名を含め九十四名が仏弟子としての法名をいただきました。親鷲聖人の御真影の前で一人一人が「剃刀(ていとう)の儀」を受け、何とも言い難い安らいだ気持ちでいたことを今でもよく覚えています。仏法僧の三宝に帰依することに努め、自分に正直な、常に謙虚な心をもって日々の生活を送りたいと改めて思ったところです。
修復された御影堂と工事中である阿弥陀堂の素屋根(すやね)見学をいたしましたが、来春の宗祖親鷲聖人七百五十回御遠忌にも是非参加をして改めて、あの壮大で静寂につつまれた二堂に座して手を合わせたいと念じています。
講座にあたっていろいろとお世話いただいた皆様方に改めて厚くお礼申し上げます。 合掌
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